和戸発電所跡
所在地:愛知県豊田市牛地町中屋具戸35-1 (マップコード:281 802 312) Mapion
取 水:矢作川水系段戸川 放 流:矢作川
出 力: 1,200kW
大正11.6 建設[尾三電力](旧称:旭発電所)
? 移管[大同電力]
? 移管[日本発送電(株)]
昭和26.5 移管[中部電力(株)]
昭和27.9 改称(「和戸」)
昭和43.9 廃止(矢作第一ダム建設による)
矢作第一ダムによる奥矢作湖の右岸を走っていると,休憩所のようなスペースに
かつての発電所を示す看板がありました。
大正11年に1,200kWというと,規模の大きい方の部類に入るのではないでしょうか。
看板が示す矢印方向の対岸を見たところです。
発電所跡は湖底に沈んでいるようです。
対岸のアップです。
桜の木から湖面に向かって筒状のものが見えますが,水圧鉄管の名残でしょうか?
筒状の物のアップです。
カメラの性能上この大きさが限界でした。
(調査:2007.4.25)
後日対岸へ渡ってみましたが,桜の木の陰に奥矢作湖の水位観測設備があるだけでした。
筒状のものは,水位計のフロートが上下するためのガイドのようです。